【衆院選】「希望の党」と「日本維新の会」が東京大阪で候補者すみ分け 立候補予定者たちの心中は…

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  • 17/10/01 06:59:18

大阪民進消えた希望 「維新と調整は遺憾」緊急会議2時間超

2017.10.1 05:45更新

 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事の会談で30日、衆院選での東京と大阪の候補者のすみ分けが決まった。大阪府内の選挙区では希望が擁立を見送ることになったが、希望からの立候補を予定していた関係者はいらだちを隠せない。立候補予定者13人全員が希望に公認申請する予定だった民進党大阪府連は深夜、緊急会議を開いて約2時間以上にわたって対応を協議したが、党本部の結論を待つことを決めるにとどまった。

 「どうなってるんだ!」「無所属かな…」「民進から出させてくれればいいのに」。30日午後9時半から民進府連本部(大阪市西区)で開かれた緊急会議では、出席した立候補予定者10人に不信感と不安感が渦巻いたという。

 終了後、記者団の取材に応じた府連の平野博文代表は、希望は大阪に候補者を立てないとした小池氏に対し「維新と調整して発言されるのは極めて遺憾だ」と不快感をあらわにした。

 立候補予定者たちの不信の目は、党代表の前原誠司氏にも向いている。平野氏によると、前原氏は30日午後に東京であった全国幹事会で「全員が当選できるよう最大限努力し、小池氏と候補者調整を進める」と説明。平野氏は「前原氏の話を信じたいが、小池氏の話とは全然違う。しっかり話を詰めたい」と述べた。

 緊急会議を終えて府連本部を出た立候補予定者たちの足取りは重く、新人の一人は「政治の世界にはこんなことがあるんですね」とため息をついた。「今後どうするのか、一両日中には執行部の結論が出るので待ちたい」。平野氏は表情をこわばらせ、こう話した。

 一方、小池氏に近い若狭勝・前衆院議員から直接要請を受けて大阪7区(吹田市など)から希望公認での立候補を準備していた元吹田市議、山口克也氏(53)は、候補者すみ分けについてはテレビのニュースで知ったという。党からの連絡はなく、「公に発表する前に一言でも断りがほしかった」とつぶやいた。

 立候補準備を進めていたが、公認決定の知らせは届かず、ここ数日は、若狭氏との電話もつながりにくくなったという。29日に、若狭氏から「厳しい交渉をしています」と連絡があり、「私のために、ありがとうございます」と返事をしたばかりだった。

 結果的に、はしごを外された格好だが、山口氏は「踏みつけられても、気にしていない。若者が幸せに生きていけるような政策を掲げ、国を運営してほしい」と淡々とした様子だった。

 一方、大阪都構想を念頭にした公明党への選挙協力として、維新が立候補者を擁立していなかった大阪府内の4選挙区についても、希望は候補者擁立を見送る見通し。

 公明党大阪府本部幹部は、「松井氏が、維新のプライドと意地を示した結果ではないか」と、交渉の成果を評価していた。

産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/171001/wst1710010015-n1.html

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