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- 17/03/26 11:34:50
紙おむつと飲料が購入できる自動販売機がイオンスタイル東戸塚（横浜市戸塚区）に設置された。「こんなモノがあったらいいな」という子育て中の父親の声を受け、地元のＮＰＯ法人「こまちぷらす」（森祐美子代表）や企業が連携、約１年かけて開発した。森代表は「さまざまな人の協力があって実現した。今後、日本中に広がっていったら」と期待する。
自販機設置のきっかけは同プロジェクトのワークショップ。育児に必要なモノをテーマに意見交換する中で、参加者の一人、同市在住の団体職員池田浩久さん（４０）が提案した。６歳、３歳、１歳の３姉妹の父親。一人で子どもを連れて外出した際、いざおむつを交換する段階になって忘れたことに気付いた。近くに売っている店はなくようやく見つけたドラッグストアでは大きな袋入りでしか売っていない…。そんな経験談を語ると、多くの人の共感を得た。
自販機は、花王と東京キリンビバレッジサービスが連携、開発した。こまちぷらすによると、日本自動販売協会などに確認する限りでは、全国初という。
飲料、紙おむつそれぞれの取り出し口を設置。２種類のサイズの紙おむつ（２個入り２００円）を用意し、使用後に入れるビニール袋とセットになっている。売り上げの一部は、同プロジェクトの活動費に寄付される。
カナロコ 神奈川新聞 3/26(日) 6:30配信
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