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石川県能登町の県立高校1年の女子生徒が殺害された事件で、女子生徒の後頭部の骨が折れていたことが21日、県警への取材で分かった。県警は、関与が疑われている信州大1年の男子学生(21)=事件後に交通事故死=に、背後から襲われて連れ去られ、その後殺害された可能性があるとみて調べている。
県警によると、県立能登高校1年の池下未沙さん(16)は、部活動帰りだった10日午後6時半から約20分の間に、高校前のバス停付近から連れ去られたとみられている。同7時ごろ、男子学生の祖父宅だった能登町の民家で首などを刃物で切り付けられて失血死した。
バス停付近に角材があったことも県警への取材で判明した。県警は、角材で女子生徒を襲った後、車で連れ去った可能性もあるとみて慎重に調べている。付近には女子生徒のかばんや携帯電話なども残されていた。
男子学生が事件後に乗っていた車の助手席からは女子生徒の血が付いた包丁も見つかっている。県警は、男子学生単独の犯行との見方を強めており、さらに経緯を調べる。- 0
17/03/22 23:07:10