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- 17/01/19 15:10:04
時事通信
熊本市のホテルで2015年、知人女性の生後3カ月の長男、西田悠真ちゃんに覚せい剤を投与して殺害したとして、殺人などの罪に問われた吉村天翔被告(25)の裁判員裁判の初公判が19日、熊本地裁(溝国禎久裁判長)であった。
吉村被告は「覚せい剤を飲ませていない」と述べ、無罪を主張した。31日に結審する見通し。
検察側は冒頭陳述で、吉村被告が事件後、友人に犯行を告白していたと指摘。事件前にも悠真ちゃんに覚せい剤を投与したことがうかがわれると主張した。
弁護側は、犯行が行われたとされる時間帯、吉村被告は眠っていたと反論。悠真ちゃんに覚せい剤を飲ませたと友人に言ったこともないと訴えた。
起訴状によると、吉村被告は15年9月4日午前5時ごろから午後0時20分ごろまでの間、熊本市東区のホテルで悠真ちゃんに殺意を持って口から覚せい剤を投与。覚せい剤中毒による循環障害などで殺害したとされる。
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