【本当にあった泣ける話】

  • なんでも
    • 516
    • むさし
      11/01/03 03:26:40

    父は私が高校1年の冬に他界しました。
    食道癌でした。
    父は子供が大好きで、3人兄妹の末っ子の私には特に甘かったが、自分の子供だけでなく、地域活動、子供会、少年野球の監督、キックベースの監督、と子供と関わる活動に大忙しだった。
    それだけ色々活動していると、勿論私の友達達も父の事を皆知っていた。
    私はそれがもの凄く嫌だった。
    地域でキャンプに出掛けるのも父が一緒。
    キックの時も監督が父。
    あまり良いようには思えなかった。
    でも父は、兄が小学生になった時から、亡くなる直前まで18年間やり遂げた。
    そんな父のお葬式には800人の参列者が来てくれた。
    一緒に頑張って来た仲間。
    監督をしてきた歴代の教え子。成人を迎えてる方から、小学生まで。
    皆が泣きながら最後のお別れに来てくれた。
    その時初めて父を尊敬した。
    今まで嫌がってきた事を申し訳なく思った。
    お父さん。ほんまにごめんな。
    今思うとほんまにすごいよな。
    でもまだガキやった私は、自分の好きな子とお父さんが仲良く話してたり、自分のおらんところで友達に何か変な事聞いてないかとか、そんなくだらんことばっかり気になっててん。
    あほみたいやな。
    お父さん死んだ時、お父さんはワイワイ皆で騒ぐのが好きやったからって、皆お父さんの棺桶の周りで朝まで飲んで騒いでやってくれてたで。
    やっぱ凄いな!!
    そんなけやってくれる仲間持ってほんまに幸せやったな。
    私もな、決めてるねん。
    監督やるって!!
    お父さんがやり遂げれんかった三島大会での優勝。
    絶対監督やって成し遂げるから!見ててな。
    色んな大切なもの教えてくれてありがとう。
    子供大好きなお父さんに孫見て欲かった。
    めっちゃ可愛がってくれて、いっぱい遊んでくれたんやろな。

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