韓国で大型旅客船 沈没

  • ニュース全般
    • 4189
    • 顔のインパクト半端ねぇ
      14/07/31 00:51:37

    旅客船沈没:逮捕のオーナー長男「父の死知らなかった」

     韓国旅客船「セウォル号」沈没事故で、同船運航会社の実質的オーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者=セモ・グループ元会長=の死亡が確認されてから4日後の25日、兪容疑者の長男・デギュン容疑者(44)が、京畿道竜仁市内のマンションで逮捕された。
    デギュン容疑者は父親と共謀し、セモの関連会社から約56億ウォン(約5億6000万円)を横領した容疑で指名手配されていた。デギュン容疑者は4月19日、フランスへの出国を試みたが失敗し、国内に潜伏していた。元女子テコンドー選手のパク・スギョン容疑者(34)もデギュン容疑者と共に逮捕された。パク容疑者は「シン・ママ」と呼ばれる兪炳彦容疑者の側近の娘だ。

     デギュン容疑者は同日午後7時ごろ、竜仁市内のマンション7階で仁川地方警察庁広域捜査隊に逮捕された。このマンションは、デギュン容疑者の随行員の妹(35)が以前住んでいた所だが、随行員の妹は数カ月前から住んでいなかったことが確認されている。警察は、誰もいないはずのマンションに水道・電気料金が引き続き請求されていることに注目、同日午後5時ごろマンションを捜索した。デギュン容疑者はドアに鍵をかけ2時間近く粘ったが、警察が「ドアを壊して中に入る」と言うと、外に出てきた。一緒にいたパク容疑者も特に抵抗することなく逮捕された。マンションの周辺にはこのとき、デギュン容疑者が飛び降りる可能性もあるとして消防署がエアーマットを設置、はしご車でマンションの窓をふさいでいた。

     警察の捜査の結果、デギュン容疑者は4月22日ごろこのマンションに来て、随行員の妹が持ち込む食糧で堪え忍び、3カ月以上潜伏していたことが分かった。マンションの冷蔵庫には食品がぎっしりと詰まっていた。部屋の中からは5万ウォン(約5000円)札で現金1500万ウォン(約150万円)と3600ユーロ(約50万円)も発見された。ノートパソコンやフォルダ型携帯電話も発見されたが、ほこりがたまっていたことから、警察では「使用はされていなかったとみられる」と話している。

    デギュン容疑者は仁川警察庁広域捜査隊を経て、同日午後9時30分、仁川地検に護送された。広域捜査隊前で「父親が死んでいたことをニュースで聞いたか」と報道陣に質問されると、デギュン容疑者は「さっき聞いた」と答えた。そして、現在の心境を尋ねる質問には「親をなくした子の心情が分からないのか」と言った。逃亡中は家族と連絡を取っていなかったという。警察によると、仁川に向かう車の中で、ある捜査官がデギュン容疑者に父親の死を知らせると、同容疑者は「本当なのか」と聞き返し、「本当だ」と答えると、デギュン容疑者は今にも泣き出しそうな顔になったとのことだ。

    • 0
古トピの為これ以上コメントできません

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ