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千葉県内の小学校で児童が担任から「首を絞められた」などと被害を訴えたものの、学校が約1年半にわたって調査せず放置していたことが分かりました。児童の両親は、速やかに調査を始める態勢づくりを自治体側に求めています。
学校の事故報告書などによりますと、2017年、千葉県流山市の小学校で1年生の男子児童が担任の男性教師に水筒を床にたたき付けられて壊されたり、「首を絞められた」と被害を訴えました。
被害を訴える男子児童:「先生は床に向かって水筒を持ってバーンと投げました。僕の首にこうやって絞めた。『やめて苦しい』って言ったら、先生は手を離してくれて『わざとじゃありません』『自分が悪いことするからでしょ』って」
学校などが児童の母親の求めに応じて調査を始めたのは被害が分かってから1年半後でした。担任は水筒を壊したことは認めましたが、首を絞めたかについては「肩を持ちながら話しただけ」と否定しています。
男子児童の母親:「(水筒は入学祝いに)祖父母からもらったすごく大切なものでした」「(Q.息子さんの様子は?)指先を血が出るくらいかんだりだとか、夜中、寝ている時に尋常じゃない声を出したり、すごく不安定な様子でした」
児童の両親は流山市に対し、教師の体罰について被害の相談があれば速やかに調査が始まる態勢づくりなどを求めています。- 0
19/12/03 13:16:04